top of page
  • IF

現場にブランド施策を落としこんでも、時間と共に徐々に熱が冷めていってしまう。

Why?



ブランド評価の向上が現場の売上にインパクトを与えるまでには時間差がある。

ブランド戦略の実行というのは、生活者の頭の中にある知覚イメージを変えることで自社商品が選ばれるようにしていく活動だ。非常に抽象度が高いため「ビジネスの何を解決したいのか?」という目的意識を強く持ち「その目的達成のためにこの施策を実行する」という文脈を丁寧に社内共有することが重要となる。


現場からすると「ブランド評価向上が、現場の売上と評価につながるか?」が見えにくく、活動の熱が冷めやすいことを理解し、そのうえで動機づけを維持するコミュニケーションが重要だ。


特に自社セールススタッフを抱えているビジネスの場合、商品の評価と共に顧客と対面するスタッフの言動がブランド評価に大きな影響を与える。その重要性と同時に、ブランド評価が高まったときのメリットを理解されるように粘り強くフォローすることがコツとなる。


・ブランド戦略の目的と、定義した成果に近づくためのKPIを明確化


・成果とKPIを定期的に測定し、 社内共有でモチベーションを維持



ブランド戦略の目的は、基本的に市場競争力向上におくことが基本だ。そして、その目標へのプロセスをKPIモニタリングして経過を共有することで関係者のモチベーションを維持していく。


当然ながら大規模M&Aによる組織統合後などは社内融合や活性化を目的にしたCIやインナーブランディングも存在する。ただ、社内の活性化も最後は競争力向上につながる話であり、目的を内側で閉じないように描くことが活動継続のコツだ。


閲覧数:45回0件のコメント
bottom of page